緑区

緑区は名古屋市を構成する16区のひとつであり、同市にある区のなかで最も多い人口を有する。名古屋市の南東部に位置する区である。

土地区画整理事業などにより一戸建て住宅やマンションの建設が進み、若い世代の転入者数の増加もあって、2008年2月時点で緑区の人口は名古屋市全体の1割を超えている。

緑区は、以前は田畑の多い土地であったが、土地区画整理事業によって住宅地化された。そのため、スーパーマーケットやショッピングセンターが数多くあり、競争が激しい区でもある。

緑区内には、約100ヘクタールの広大な面積を有する都市公園である、「大高緑地(おおだかりょくち)/大高緑地公園」がある。園内には野球場やテニスコート、プールなどが整備されている。

名古屋市では4つの地区を「町並み保存地区」に指定し、歴史ある建物などを残している。緑区内にある東海道の茶屋集落であった有松はそのひとつである(有松町並み保存地区)。格子のある商家や白壁の土蔵など、江戸時代の街道風景を残す町屋が10棟ほど残されている。有松と鳴海の伝統産業が「しぼり」である。絞り染めのひとつである有松絞りは、東海道を行く旅人に土産品として売られていた。

愛知県の豊明市と名古屋市緑区の有松町にまたがる丘は、1560年の織田信長と今川義元の「桶狭間の戦い」の舞台といわれている。

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